インド 机上再旅行

2015 (← 2002.12)

  

フマーユーン廟

 

 周辺地図     フマーユーン廟配置図

 

 フマーユーン廟は、ムガル帝国の第2代皇帝フマーユーンの墓廟。インドにおけるイスラーム建築の精華の一つとされ、その建築様式はタージ・マハルにも影響を与え、ムガル帝国の廟建築の原型を示すとされる。ペルシア出身の建築家サイイド・ムハンマド・イブン・ミラーク・ギヤートゥッディーンとその父ミラーク・ギヤートゥッディーンの2人の建築家によって9年の歳月を経て完成された。

 フマーユーン廟の庭園は、インド亜大陸におけるチャハルバーグ形式の庭園(四分庭園)としては最古のものであり、ペルシアの伝統が色濃く反映された、従来のヒンドゥー建築やインド・イスラーム建築には存在しなかった形式の庭園である。四分庭園とは、4つの区画に分けられた正方形の庭園で、四面が同じ意匠を持っている。

 霊廟は砂岩と大理石を組み合わせた素材で、上下の二層構造となっている。

 墓廟には、フマーユーン、王妃ベーガム、王子ダーラー・シコー、そして、重きをなしたムガル朝の宮廷人たちの遺体など、計150人の死者が埋葬されている。。玄室となる建物の中央にはフマーユーンの墓として白大理石の石棺が置かれるが、これはいわば仮の墓(模棺、セノターフ)であり、実際のフマーユーンの遺体を納めた棺はこの直下に安置されている。このような形式は、中央アジアの葬送に由来している。宮廷人たちの棺については、資料がなく、それぞれの石棺がどのように配置されたか、その詳細は不明のままである。

 

 写真の大部分は、Google Street View からのものであり、動画の場所を示すのが主目的である。(撮影した写真は「拡大可」となっている。)

 現在の Street View と訪問当時とを比較すると、周辺の景観が大きく変化していることが判明した。

 

左奥を曲がると霊廟への直線道路がある Humayun01

左が東方向

 

正面奥に見えるのが Bu Halima 門 Humayun02

 

少し進んだ所 Humayun03

 

左が Bu Halima 門、右端が Isa Khan の墓 Humayun04

訪問当時は、Bu Halima 門の手前にある煉瓦塀はなかった

 

訪問当時は、左右の煉瓦塀はなかった Humayun05

 

Bu Halima 門を通り抜けた所 Humayun06

奥に、配置図の「門A」が見える

 

同上 PC270092

(上図は広角レンズのため正面建物が遠くに見える)

(写真クリックで拡大)

 

配置図の「門A」 Humayun07

 

配置図の「門A」の出口 Humayun08

奥にフマーユン霊廟が見える

 

フマーユン霊廟 Humayun09

 

フマーユン霊廟(ドームは大理石、他は砂岩) PC270094

(写真クリックで拡大)

 

正面入口。天井にひび割れ PC270096

(写真クリックで拡大)

 

Humayun12

 

フマーユーン王の模棺 Humayun13

 

PC270098

(写真クリックで拡大)

 

裏手 Humayun11

 

Humayun14

 

裏手からの姿? Humayun10

 

 フマーユーン廟

 入口から霊廟まで<動画> (右クリックでダウンロード 80MB、5.5分)

 霊廟内部<動画> (右クリックでダウンロード 40MB、2.8分)