ベナレス:ガンジス河岸

ヒンドゥー教の聖地

 

 ヒンドゥー教の信者は,この地で死に,火葬後の灰をガンジス河に流すことを願っている。ここで汲み上げた水は聖水として,自宅に持ち帰り祭壇に祭られる。

 長大なガンジス河のうちで,なぜこの場所だけが選ばれるのかという疑問に,ガイドは「ヒンドゥー教で重要な意味をもつ東西方向に,流れが存在するのはこの場所だけだから」と説明。

 日の出を観賞するためにホテルを6時過ぎに出発したが,あいにく もやが深くて小舟から川岸の様子すら,はっきりとは見えなかった。

ここには火葬場が2個所あり,1個所で一度に10人くらいまでの火葬が可能とのこと。露天で,死体のまわりに薪を積み上げて燃やす方法。約1時間で終了。一人の火葬に必要な費用は1〜2,000ルピーとのこと。火葬場の部分は撮影禁止。

ガンジス河での沐浴。セーター,コートにくるまって身を丸くするほどの寒さ(数度)だったが,信者は平気。

(小舟からの風景の変化はビデオに収録)

 

 火葬場のところで小舟を降り,広い道路まで1キロ弱の間,細い路地を歩いて抜ける。そのあたりがここでの平均的な住環境だとのこと。次はそこでのスナップ。身を固くして注意深く歩かざるをえない異次元の世界。団体ツアーのときはこの道は通らないとのこと。

死体の移動や火葬のときに,まわりに置く香木の入った袋を売っている。

焼却後の骨粉を入れて持ち帰るための素焼きの壺

チャイ(ミルク入り紅茶)を作っているところ

 

チャイを,このような素焼きの器に入れて飲む

路地のやや広い部分(手ぶれ)。地面は牛糞,汚水,生ゴミなどで,踏みつけないように細心の注意が必要。一方,裸足で歩いている住民も多い(ビデオにも少し収録)。