シリア・ヨルダン旅行
2008.04.15-25
Trapics(阪急交通社)のツアーに参加(参加者25名)
添乗員:岡田さん
2008.6/9
訪問先は多様で,ペトラはもちろん,ワディ・ラムなども大きな迫力があった。(体調不良で,パルミラをほとんど観光できなかったのが残念であるが。) ヨルダンの考古学博物館では,フラッシュなしの写真が許可されていたので,古い年代の展示物をかなり記録できた。高校時代,社会科の授業で「チグリス・ユーフラテス川付近が文明発祥の地」という先生の説明が,なぜか断片的に記憶に残っているが,今回,その片鱗を実際に眺めることができて有意義であった。1万年以上前から,基本的には現在と同様の表現欲求を持ち,工芸品なども製作している共同生活の存在が実感できた。
シリアは,新聞・テレビなどからの情報だけしかなかったので,何か物騒な国のようなイメージを持っていたが,トルコなどより,さらに穏和な,親しみ易い国であった。シリアはヨルダンと比べ,女性のベール姿が多いような気がした。
シリア,ヨルダンともに,砂漠地帯の占める比率が大きいが,エジプトのアスワンで見た,砂がどこまでも続くサハラ砂漠とはイメージが異なり,瓦礫が非常に多い不毛地帯という感じを持った。
ローマ時代を中心として,モザイクが重要な表現手段であった(特に長期保存可能な媒体として)ということも実感できた。
食事,ホテル,スケジュールのタイトさなども,これまで持っていたTrapicsのイメージとは異なり,他社(JTB,阪神航空,日本旅行)と遜色のない内容であった。
写真の撮影枚数は約2,400枚であったが,ここには千枚あまりを掲載した。小さい写真の一覧ページを準備し,各写真をクリックすると拡大写真を表示させるようにしている(参加者の写真の一部分については,意図的に拡大表示できないように設定している。拡大写真をご希望の方はご連絡ください:ご本人のみ)。
高速インターネットの普及により,大きな写真の表示も特に負担とならなくなっているので,拡大写真は細部を眺めて見たい方のために,かなり大きなサイズとしている(最近のブラウザは,写真を,窓のサイズに縮小/原寸拡大,の切り替え表示ができるようになっているので問題はないと思われる)。
カメラ:Canon EOS5D + 24~105mmレンズ
写真の表示は,原則として訪問順に並べ,さわりだけを見たい方のために「試選」のページを用意した。地図と見比べながら眺めると興味のある写真もかなりある。
これだけの枚数の写真を,すべて丁寧に眺める方は,参加者といえども皆無と思われる。撮影者自身も,撮影時には一瞬を記録しているに過ぎない。特に車窓スナップでは数十キロで走行しているバスの窓から一瞬を撮影しているに過ぎない。しかし,後で1枚1枚の拡大写真をじっくり眺めていると,色んなことに気づいたり,想像を巡らせることができる。一部分でも,そのような楽しみ方をすることが旅の楽しみにつながるのではないかと思う。なお「百聞は一見に如かず」とはよく知られたことわざであるが,「100映像は1体験に如かず」ということも言えるのではないかと思う。そういう意味では,これは参加者用の記録であろう。
(注意力の減退した人手の作業なので,サムネイルと拡大写真の不一致,間違った説明など,内容の作成ミスがあると確信しています。ご連絡いただければ幸甚です。)
mkatay36@yahoo.co.jp
<シリア>
・ウマイヤド・モスク(715年建立の,世界最古のモスク) 1 2 3 4 5
・カシオン山からの(ダマスカス市内)展望・車窓スナップ ホテル周辺・車窓スナップ
・聖アナニア教会(パウロ改宗の地) & 聖パウロ教会・車窓スナップ
・マアルーラ(古代言語アラム語が現存するキリスト教地区)・車窓スナップ
・バクダット・カフェ(映画のモデルとなった)・車窓スナップ
・パルミラ(シリアの観光第1位。シルクロードの隊商都市) 1 2 3
・ボスラ ローマ劇場(城塞に囲まれ,ほぼ完全に保存) 1 2 遺跡 1 2
<ヨルダン>
・ジェラシュ遺跡(大規模なローマ時代の遺跡) 1 2 3 4・車窓スナップ
・マダバ: 聖ジョージ教会(モザイク地図) 1 2 ネボ山(モーゼ終焉の地)
・ウム・エル・ラッサス(復元中の新遺跡) 死海化粧品店(参加者)
・ワディ・ラム(アラビアのロレンスのロケ地)
到着直前 ビジターセンターで 4WD車で砂漠へ ロレンスの泉 ナバタイ人の絵 センターへ戻る
・ペトラ(ヨルダンの観光第1位。インディ・ジョーンズのロケ地として有名)
ホテル・出発 メインゲートからシーク入口まで シークを歩く 1 2
エル・カズネ 1 2 ファサード通り・ローマ円形劇場 円形劇場付近
王家の墓 柱廊道路付近 エド・ディル 帰路 ホテルにて 朝食(参加者)
・アンマンへ