プラハ・ドレスデン・ベルリン クリスマスの旅 その4

2014.12.08-16

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 プラハ東部map

 

カレル橋

 プラハ城と旧市街とを結ぶ不可欠な手段として、8世紀には、すでに木橋が架けられていた。洪水による決壊により新しい橋が架設されたが、それも洪水による被害に遭い、神聖ローマ皇帝、カール4世の時代に新しい橋を建設することが決定、1357年に建設が始まり、50年にも及ぶ建設期間を経て、1402年に完成した。建築家ペトル・パルレー(当時27歳、聖ヴィート大聖堂の建築にも関わる)の設計による。

 橋脚の上流側(南側)には、氷除けのために木で組んだ小さな「やぐら」が置かれている。

 工事が難航したため、プラハの住人だけではなく、田舎からも大勢の人々が支援に駆けつけ、毎日何百個もの卵を運んでは、卵をモルタルと混ぜて橋の土台を築くために使ったという話が残されている。

 橋の長さは515.7メートル、幅は9.5メートル。15のアーチの上に、砂岩の切石の橋桁が渡されている。また橋を守るために3つの塔が建てられており、とくに旧市街側の塔はゴシック様式の建築として名高い。

 最初は単に石橋、プラハ橋と呼ばれていたが、1870年よりカレル橋と呼ばれるようになった。1841年までプラハ旧市街とその周囲をつなぐ唯一の橋であった。

 橋の欄干には、現在30体の彫刻が並んでいるが、1683年に、ヤン・ネポムツキー像が最初に設置された。その後、貴族・民衆・修道院からの寄付によって、聖人の像が追加されていった。

 

旧市街橋塔をくぐって橋上へ DE_07592

 

右(北)側 DE_07596

 

DE_07599

 

右(北)側 DE_07604

 

聖ベルナルドを抱く聖母マリア(1708) DE_07603

聖母と聖ベルナルドス像

(像の名前と建立年代はインターネットの記載をそのまま

コピーしているので、真偽のほどは不明。)

 

聖ドミニカ&トマスを抱く聖母マリア(1708)
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聖母と聖ドミニクス、トマス・アクィナス像

 

同上 DE_07675

 

奥に、プラハ城が見える DE_07608

 

聖ギリル&メトディ(1928~38) DE_07611

キュリロスとメトデウス像

 

同上 DE_07619

 

同上 DE_07618

東方教会の伝道者である、このキュロスとメトディウスの像と、

西方教会の伝道者であるフランシスコ・ザビエルの像とが、

橋上、向かい合って立っている。

(ヨーロッパの十字路としてのプラハは、東方の正教と

西方のカトリシズム文化の交差点でもあった。)

 

聖フランシスコ・ザビエル(1711)
 DE_07614

彼の布教した東洋の人々が、聖人を楯に載せて担いでいる

 

同上 DE_07617

 

左(南)側 DE_07621

 

聖ユダ・タデアス(1708)
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聖ダタイのユダ像

 

聖ヤン・ネポムツキー像 DE_07623

橋上最古で、唯一のブロンズ像

 

同上 DE_07624

 

同上 DE_07625

ヤン・ネポムツキー 司祭が、ヴァーツラフ4世の王妃の懺悔を

聞いたが、その内容を王に告げなかったので、激怒した王が、

司祭を拷問にかけ、遺体を橋からヴルタヴァ川へ放り込んだ

という伝説がある。

(真実は?1) ボヘミア国王ヴァーツラフ4世は、プラハ大司教

イェンシュテインと対立。 ヴァーツラフ4世が、大司教の企みを

聞きだそうと、ヤン・ネポムスキーを含む大司教の役人を拷問

しようとしたところ、 ヤン・ネポムスキーが意識を失い、そのまま

死んでしまったのが、事件の真相。

(真実は?2) 実際には、ネポムツキーは僧籍に無い一介の

市会議員だった。ヴァーツラフ4世に殺されたのは事実だが、

職務を怠ったという、ちゃんとした理由に基づく処刑だった。

ハプスブルク家は、フスの名声に対抗するために、フスと同じ

ヤンという名の「僧侶」を英雄に仕立て上げねばならなかった。

プラハに数多くあるネポムツキーの銅像、肖像は、チェコ人を

洗脳するために、多大な努力を払ったことの証である。

 

台座 DE_07626

橋から投げ落とされるネポムツキー(右)

 

台座(左) DE_07627

ネポムツキーに告解する王妃と

残酷なヴァーツラフ4世とその猟犬

 

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聖ルトガルディス(1710) DE_07632

傷口に接吻しようとする聖女のために

十字架上のキリストが身をかがめている。

カレル橋の中で最も美しい像と言われている。

同上 DE_07634

 

同上 DE_07653

 

聖アンナ、聖母とみどり児像 DE_07673

 

屋根修復中 DE_07633

なるほど、急傾斜の屋根での足場の作り方

 

DE_07652

 

橋の終点(プラハ城側)が見えてきた(地点30) DE_07637

 

DE_07648

 

左(南)側 DE_07646

 

左(南)側 DE_07654

 

右(北)側 DE_07655

 

右(北)側 DE_07660

 

左(南)側 DE_07657

 

氷除けのやぐら(橋脚保護のため) DE_07662

 

左(南)側 DE_07661a

 

上流方向を見る(水は南から北へと流れている) DE_07664

 

出発点へ(地点25) DE_07676

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