ピレネー・バスク地方 (その12)

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トゥールーズ 5

 

サン・セルナン・バジリカ大聖堂

 

 3世紀中ごろ、ローマから派遣されたセルナン(サトゥルニヌス)は、トゥールーズの初代司教となって宣教した。ユピテル神殿でキリストの教えを説いたために捕らわれ、2頭の牛につながれて市内を引き回され殉教。まもなくセルナン司教は巡礼の対象となり、3世紀、聖セルナンの聖遺物を祭るための施設として聖堂が建てられ、5世紀になり現在の場所に移された。

 キリストの十二使徒、聖ヤコブの遺骸が祭られているキリスト教の聖地は「巡礼地」といわれるが、スペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教の三大巡礼地として知られる。そのために多数の巡礼路が設置されてきたが、この聖堂もその一つ、巡礼者の増加に伴い11世紀に大規模化が図られた。現在も多くの巡礼者を迎え入れている。

現在の教会は南部ロマネスク様式で、1878年に献堂された。現存するロマネスク様式の教会としてはフランス最大。聖堂の長さは115メートル、鐘楼の塔は67メートル、この八角形の鐘楼はトゥールーズ独自の形状。

1998年にフランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の一つとして、UNESCO世界遺産に登録された。

 「必見は、祭壇の下にある地下礼拝室。ここには、まばゆいばかりに輝く黄金の聖遺物など、数々の宝物が収められている。撮影は厳禁なので、しっかりと目に焼き付けなければならない」との説明があったが、見学時には紹介されなかった(閉鎖中?)。

 

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身廊の南にあるミエジュヴィル門 DE_19475

多くの扉口があるが、最も重要で有名な門。

ミエジュヴィルとは、「町の中心」を意味するオック語。

洗浄により、タンパンや柱頭の彫刻には大理石の輝きが復活

タンパンのテーマは「キリストの昇天」、

キリストの左右には、大きな翼を持つ天使が並んでいる。

 

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サン・ロッシュ 7s_07782

 

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壁面のデザインが清楚 7s_07802

 

(旅行の順序としては、昼食後、「ヴィェリャ・パラドール」へ向う)