ピレネー・バスク地方 (その27)

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バイヨンヌ

 

 バイヨンヌは、フランス領バスクの中心都市であり、大西洋岸のビスケー湾からアドゥール川を少しさかのぼった、ニーヴ川との合流点に位置する。

 840年、現在のデンマークからヴァイキングがバイヨンヌに到達、9世紀から10世紀にかけてヴァイキングの侵攻を継続的に受けることになった。12世紀から15世紀にかけてイングランドの支配下に置かれ、スペイン国境に近い軍事的要衝でもあったことから、百年戦争以降、英仏間でバイヨンヌをめぐる争いが繰り返されることになった。そのため武器生産もさかんとなり、銃剣はその地名にちなんで「バヨネット」と呼ばれた。

 アドゥール川やバイヨンヌ港の整備が進むことにより、バイヨンヌ経済はタラ漁や捕鯨といった漁業およびその加工業で潤った。16世紀後半にはイベリア半島からユダヤ人がサンテスプリに移り住み、彼らがもたらした技術と知識によってバイヨンヌでチョコレートの生産が始まった。バイヨンヌ港はアメリカ大陸からのカカオがフランスに初めて入荷された場所だとされている。現在ではフランスのどこでも見かけるショコラトリーはバイヨンヌで最初にオープンした。

 20世紀にフランコの独裁政権から庇護を求めて移住して来たスペイン・バスクの人々は小バイヨンヌをその拠点として活動した。1854年にパリと鉄道で結ばれ、ビアリッツで休暇を過ごす人々の観光拠点となった。その後、経済は一時低迷したが、20世紀に近郊のラックに油田が発見され、石油関連産品や周辺地域の農作物などの輸送の要として活況を取り戻しつつある。

 バイヨンヌはフランスに属するが、その風土や文化の中に「バスク国」としての一体感や感覚が根付いている。

  今回のバイヨンヌ訪問はバスク博物館の見学が主目的で、その他は、ごく狭い範囲を駆け足で通り過ぎただけなので、表面的な印象しか残っていないが、これまでの遺産を維持していくための財政的基盤が不十分で、少しづつ老朽化へと進行しつつあるのではないかという感を持った。

  

バイヨンヌ中心部の地図  クリックで拡大

番号は、各写真での位置を示す

 

バイヨンヌの町

 

戦没者慰霊碑 7s_09520

車窓から(バイヨンヌ近く)

 

アパートのベランダ(車窓から) 7s_09522

植木鉢がいっぱい

 

地図 位置1付近から 7s_09524

左手前が駐車場(地図 位置2) 庇にサビがいっぱい

中央奥が市役所(地図 位置3)の裏手

 

駐車場中心にある休憩所:庇にサビがいっぱい 7s_09525

 

駐車場から見えるサントマリー大聖堂の尖塔 7s_09533

 

市役所裏手の右端(南) 7s_09534

建物の一部に通路あり

 

市役所正面(地図 位置4から) 7s_09540

 

上図の左端 7s_09539

 

Place de la LIBERTE(地図 位置4) 7s_09535

 

地図 位置4から見たサントマリー大聖堂 7s_09537

 

地図 位置6付近からマユー橋を見る 7s_09541

 

地図 位置7付近から北方向を見る s_09548

 

同上 7s_09558

 

上図の右側 7s_09734

 

地図 位置7付近からマユー橋を見る 7s_09735

 

地図 位置6付近からバスク博物館付近を見る(東) 7s_09542

 

地図 位置7付近からバスク博物館付近を見る(東) 7s_09545

 

上図の右側 7s_09554

 

上図の右側 7s_09555

 

上図の右側 7s_09549

 

地図 位置7付近 7s_09547

 

地図 位置8付近から北方向を見る 7s_09732

 

地図 位置8付近から西方向を見る 7s_09730

 

7s_09557

 

サント・マリー大聖堂(地図 位置5) 7s_09733

 

地図 位置8付近から西南方向を見る 7s_09550

 

7s_09556

 

ポール・ヌフ通り  クリックで拡大

 

地図 位置6の少し左(西)付近 7s_09736

ヴィクトル・ユーゴ通りとロルマン通りの交点

西方向を向いている

ここを右に折れてポール・ヌフ通りに向かう

 

チョコレート店カズナーブ 地図 位置9 7s_09752

 

同上 老舗として有名 7s_09740

 

なぜ入口が2つある? 7s_09739

 

建物内にも通路があるから

 

店内 7s_09742

 

No.8が基準 7s_09743

 

価格は重さで決まる 7s_09745

 

ショコラ・ショーの試食 7s_09748

(牛乳とチョコレートを同量入れて泡立てる)

 

サント・マリー大聖堂が見えるポール・ヌフ通り 7s_09750

 

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反対方向 7s_09767

 

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